ヘンリークリンクル

薬の神じゃない!のヘンリークリンクルのレビュー・感想・評価

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)
3.8
ジェネリック薬の密輸がテーマで、
中国で実際にあった事件が基になっている(らしい)。
クライムコメディ?社会派ドラマ?ヒューマンドラマ?

回春薬を(正規に)販売している主人公。全てが上手くいかず、家賃も払えなくなるなか、ジェネリック薬をインドから密輸する話が舞い込むのです。聞けば、白血病の治療薬は正規価格が高すぎて多くの患者が困っているとか…。お金の匂いにつられて密輸を続ける主人公。そんな主人公にも心境の変化が…。
とまぁ有りがちな流れといえばそうなんですが、社会派ドラマとヒューマンドラマのバランスがとても心地良く、楽しく観ることができました。

事実を詳しく知らないし、美化されている部分も多いとは思うが、自分的にはあまりいいイメージの無い中国の話って考えると、なんかより込み上げてくるものがありました。