薬の神じゃない！のKentaのレビュー・感想・評価

我不是薬神（Dying to Survive）という中国映画。機内でコメディなのかとおもってみ始めたら、すごい社会派だった。しかも中国で実際に起きた事件が題材。白血病患者のための薬をインドから個人輸入して安価で苦しむ人たちに分け与えたことで逮捕された事件。大勢の患者が減刑を訴えたことで、中国国内の薬剤価格が異常に高いことがクロースアップされて法律や製薬会社への規制が変わるきっかけとなった事件を描いた話。テンポよく展開がおもしろいし、映画としてもすばらしい。