バッハザールの螺旋階段てあんなに美しかったんだなあ。
大学の先生がこの小説の書評を課題に出した事があって。卒業してまだ1年だけど、「生活者としての音楽」とか、「ピアニストの世界」、音大生にはまだまだ理解できない人生からみた音楽の見方、が大きなテーマだったんじゃないかなあと今思う。
ケチらないで映画館で観たら良かったなあ。
月を見て2人で即興するシーン、ドビュッシーの月の光から、目を合わせてベートーヴェンを織り交ぜる所が好き。
これがインスピレーションとなった即興のカデンツァも、どことなくドビュッシーぽかったんじゃないかな。
我々が神童を探し求めるワケ。
めちゃめちゃ深い内容。