原作は未読です。ドラマのドラゴン桜2での鈴鹿央士くんの演技に惹き込まれこちらの作品を鑑賞。感想を述べたらすごく長くなっちゃうけど、なんとかまとめてみた。この映画を観終えて思った事。ほとんどの描写がコンペ会場という限られたひとつの空間の中で、ナレーションを入れる事なく僅かな過去シーンを交えて、登場人物のそれぞれの立ち位置や音楽性、人間性を数日間のコンクール会場での出来事の中で、ここまで表現した事がスゴイなぁと。原作を読んでいないので、原作との違いはさて置き、亜夜を主人公として描かれたラストの演奏に繋げていくプロセスは見事だと思いました。(原作では塵くんの描写が多かった上に明確な主人公というのが存在してない、というのを耳にしていたので)
いつか原作も読みたいけど、もう一度この映画としての蜜蜂と遠雷という作品を大画面での映像と音を聴いて、鑑賞したいと思いました。
