蜜蜂と遠雷のmtのレビュー・感想・評価

原作の見せ場を一体どうやって表現するのかと思ったら、まさかその全てを端折って逃げるとは思わなかった。

塵の扱いがアレなら、ホフマンの手紙はいらない。

コンクールのシーン。ピアノの音がアテレコだとわかるようでは、この映画を作る意味がないのでは？
俳優にレッスンをつけられるだけの十分なスケジュールとギャラを支払えない今の邦画界が手を出していい素材ではない。

それと、なぜ演技のヘタな人をブッキングするのか？
作品のクオリティが下がってもいいと、監督が諦めているのでは？