公開当時見そびれてしまったものを飛行機で鑑賞、英語字幕有。
演者もキャラクターもストーリーも良かった。多くを語らず、表情や動作だけで伝わってくるのは全ての演者が良かったから。
わかりやすく悪意を持った人間がいなかったり、ありがちなハプニングがなかったり、映画という短さでは新鮮で、個人的にはそれが逆に良かったかな。ここまでで4.0点って感じ。
ただ一つだけ言うならば、演奏シーンの不自然さ、ぶつ切り感がとても気になってしまって。他のカメラワークは素敵なのになんで?!?!てなった。ピアノもそうだし、指揮のシーンもそう。
私の感性に合わなかっただけかもしれないけれど、もっと頑張って欲しかったなあ。前述のように映像勝負要素が強い作品だったので、せっかく物語に引き込まれていたのに、演奏シーンで悪い意味で我に帰ってしまうのが残念だった。