映画館で1回、レンタルで1回、計2回観ました。
まず、設定や話の流れは王道のミステリーと言えますが
見せ方や演出で上手く観てる側を飽きさせない工夫が施されており
最後まで楽しく観れました。
また、ミステリーとして王道と言いましたが始まってから少ししてから
いきなりのどんでん返しがあり、そこからの流れが「そんなのあり?」ってなるような感じの展開を迎え、
ミステリーから、コメディへジャンル転換してのか?って思えるぐらい面白く笑える展開になるのは面白かったです。
それとラストも素晴らしく主人公が犯人と対峙し犯人を追い詰める流れがとても良くて
主人公のある設定を利用して犯人に一泡吹かせ勝利を得る所は観てるこっちもスカッとさせて、とても良いラストでした。
最後の最後のカットも素晴らしい構図になっていて、それまたすごく良かったです。
あと、事件現場の屋敷のセットも良くできていて一般公開してもらえるなら中に入って色々見て回りたいと思えるぐらいでした。
他にも書斎?に置いてあったナイフや斧やらの刃物類を集めて出来た今作を象徴するようなオブジェクトもすごく印象的で家に置きたくなりましたw
王道な設定、舞台でありながら、ほんの少しの一捻りの設定と演出や見せ方で最後まで飽きずに観れて面白い最高のエンタメミステリー映画でした
ミステリー映画の新しい傑作と言えるのでおススメです。