[ラ・ヨローナ〜泣く女〜]は、 [死霊館]ユニバースのスピンオフ作品である。時系列としては[死霊館]、[アナベル 死霊博物館]と[死霊館 エンフィールド事件]の間に位置している。ホラー映画であるものの、児童虐待などの社会問題にも触れている。考え込まれたキャラクター設定と人間ドラマやハッキリとしたテーマを持った作品のはずが、上手く生かされてないように感じる。それでも、過去のスピンオフ作品には欠けていたホラー要素や人間ドラマは備わっていると言えるでしょう。そして、監督のマイケル・シャヴェスは[死霊館]シリーズ3作目(The Conjuring: The Devil Made Me Do It)の監督を務める事が決まっている。
