エンタメに振ったが観たかった恐竜アクションじゃ無くスパイ映画っぽかったりインディジョーンズっぽかったりイナゴパニックホラーっぽかったりして、観たかったジュラシックワールドじゃ無く、気持ちの盛り上げ方も上手くないので、テーマ性も薄ければ観ていてエキサイティングできない内容になっていた。
あと脚本が微妙で恐竜が暴れるのは物語の終盤ぐらいしかない。それに企業に乗り込んでイナゴのサンプルを入手したり娘を助けるのがクライマックスな感じが薄く、物語の中盤かと思ったら突然企業が崩壊してクライマックスになっていく。強引にクライマックスになるのであまり感情移入しない。
それにTレックスとかヴェロキが主人公守ってくれる味方なんだろうなって予想がつくから予定調和感がある。
テーマ性が薄いのは断念。クローンとして自分が何者か分からなかった娘の結論も薄いし、人類と恐竜の共存も薄い
■良かった所
・音楽は上手だった
・市街で恐竜とのカーチェイスは面白い絵だったけど恐竜ならではのアクションが薄く惜しい
・クレアが水の中を移動しながら後ろに盲目の恐竜が付いてくる映像めっちゃ良かった
・氷の上で恐竜がゆっくり近づいてきて水の中に入って狙われるのめっちゃ良かった
