チャンガン

ウエスト・サイド・ストーリーのチャンガンのレビュー・感想・評価

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プエルトリコ系移民の"シャークス"と現地民の"ジェッツ"という大きな対立軸だけでなく、警察という公権力と民衆、エリート層と労働者階級層といったように、そこかしこに何らかの集団の対立がはっきり意識的に感じられた物語だった。それを象徴するのが、それぞれの着ている服の色だったり、言葉だったりするんですが、やっぱりこういう視覚とか聴覚に訴えかけるやり方が、まさに映画しかできないことをやってる感じでいいなーってなってました

見てる中で早めに暖色系と寒色系という色の対比に気づけたので最後までマリアの服に注目して楽しむことができた。事前知識として仕入れておけばほかのキャラクターの服にも注目できたと思うのでいつか見る機会があれば、またチェックしたいです

以前にも映画化されてるミュージカルが今作の映画化でアカデミー作品賞にもノミネートされてるのは確実に前作との比較が踏まえられてると思うので、前作のも見たい
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