いくら

ウエスト・サイド・ストーリーのいくらのレビュー・感想・評価

3.8
以前見た時に印象深く記憶に残ってたウエストサイドストーリーのリメイク版。しかもあのスピルバーグがミュージカル!?期待しつつもどれくらい変わってしまうんだろうという観てもないのに心配し鑑賞。
見始め最初は、え!あのバスケとかやるグランドないの?ってなったけど指パッチンの曲がかかればこれこれ、ってなって入り込んでしまった。前作よりも踊りとか一体感あってキャストはベイビー・ドライバーに出てたトニー役しか知らなかったからこその若い力を感じた。
見てる間も例えば「アメリカ」は夜の屋上じゃなくて昼間に街中で明るく歌うんだ、とか自分は前作の場所とその時にかかる曲で覚えてたんだなと改めて実感。でもそれはそれでリメイクだし違いも楽しみながら印象を変えて見ることができた。
前作のアニタがおばあちゃんになって店の店主として出てるというのも感慨深いし前回おじいちゃん歌ってないのにおばあちゃん歌ってて素敵…!何か時を経て繋がってていい演出。人間こういうご褒美みたいの弱いからね。
とにかく服とか景色とか色使いが綺麗で、音楽も歌声も忠実で素敵で一つ舞台を見た気持ちに変わらずなれる作品だった!
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