Nagisa

キャッツのNagisaのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
3.0
人類には早過ぎたんだ・・・。

私も観る前は「いやいやみんな悪く言い過ぎちゃう?よっしゃ私はええとこ見つけたろ」って気持ちで鑑賞。

う、うーーーーーーーん・・・・。
開始数分で諦めちゃいました。

もう散々高熱の時に観る悪夢とか玉ねぎとか言われてるんでおふざけ無しの正直レビューいきます。

ダンスは舞台を観ているようでレベルが高い。
でも舞台でいい、映画にする必要性が正直無い。
映画ならもっと物語に抑揚があり、ワクワクしたり、感情に共感するもんなんだけど、
なんか…ずっと踊ってるから、せっかく凄いのに、そこまでテンションが上がらない。
ダンスで魅せたいならむやみに表情アップやカメラの視線変えずに長回しの方が観客は興奮すると思うよ。
それにやっぱ魅力的なダンスに魅力的な衣装は付き物だと思うんだけど、
なんせ…人間と猫のキメラだから、さ…。

いや、逆に凄い。
猫が可愛いなんてこの世の真理だと思ってたのに、まさか気持ち悪いと思う日が来るなんて。
怖くなりようがないと思ってたのに、怖い。
散々言われたと思うけど、猫の動きなのに頭身が人間だから、品を感じられなくて引いちゃう。
ほんと、ゴキの下りとか何を考えて作ったんだろうか…。


最初に人類には早過ぎたって述べたけど、
逆に40年くらい前にCG無しでメイクとそれっぽい衣装で白黒でやっていたなら楽しんで観れたかもしれない。

とはいえ、ジェニファー・ハドソンの歌声とかはさすがだった。
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