ブルーススターキラー

キャッツのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
2.8
[キャッツ]は、豪華キャストにより構成されたトム・フーパー監督作。残念ながらトム・フーパーの野心は実ることなく欠点が多いままの作品になっている。フーパー監督による演出は感動的だがCGIが映画全体を台無しにしている(せっかくの演技やダンスも)。下品な描写が一際目立つ映像、観るに堪えないトラウマレベルのシーンも多々あり、良いシーンもあれば悪いシーンも同じくらいある。つまらないジョークを連発していて、前半は観てられないくらい酷い作品だったように感じる。唯一良かったと言えばアンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽は元々あった良さを残したまま上手くアレンジされていたところ(派手なアレンジがなかった)。