エーガンフリーマン

キャッツのエーガンフリーマンのネタバレレビュー・内容・結末

キャッツ(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

皆さまのレビューや世間の低評価を踏まえて改変を楽しむぞ!ツッこむぞ!という心構えで挑みました。
結果的に結構感動したのですが、元の曲が良かったからであって、感動がこの映画の力によるものなのかというと疑問はあります。メモリーのラストサビの「私に触って」の部分は特に素晴らしかったです。
新曲はいらなかったです!元からある曲とのクオリティや奥深さが違い過ぎます。
あとラムタムタガーの変なアレンジはいらなかったかなと(ぜんぜんイケメンじゃないし笑)。

ストーリーに関しては、ミュージカル版を観ていない人には狂気の沙汰だと思います笑

個人的にはミュージカル版で子供の頃から大大大ファンだったグロールタイガーがあんな扱い(ってか誰?)でかなり残念!芝居猫がグロールタイガーを演じてグリドルボーンと恋に落ちて・・・のくだりがキャッツの個人的クライマックスなのに、よりによってそこがないなんて!マグニートが芝居猫だと知って期待していたら、伝説の悪魔ファイヤーなんとか?ってなんなんだよぉー。予算とか何らかの規制で海賊猫の戦いは実現できなかったのかな。

デュトロノミーがまさかの女性!の改変は良かったです。ラストの猫への話し方は大変ためになるもので、なるほどーっ!って思いました。女性への扱い方とも言えますね?違うか笑

結果的に、新たに加えた部分がほとんど良くないなと知りました。
原作ありきの映画を作る人は原作を超えるくらいの自信がない限り余計な改変はしない方が良いってことです。

個人的には楽しめましたが、ミュージカル版観てない人にはオススメしたら痛い目に遭います笑