ハルノユキ

キャッツのハルノユキのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
4.8
字幕で観ました。
キャッツを全く知らない人が初めて観ると、意味がわからないまま恐怖のひと時を迎えるかも。
舞台を観たことがある、もしくは最低限、曲を全曲聴いて、『猫たちが舞踏会をして、一番になった猫がジェリクルという栄誉ある猫に選ばれ、新しい命を得て生まれ変われる』という流れだけ理解してれば恐怖することなく、わりと楽しめるんじゃないかなと思う。
そもそもキャッツは舞台版でも理解しきれないから、理解できないことがたくさん起きても「猫ってやっぱ人間とは違うんだなぁ」って思えば不思議と納得できます(私だけ?笑
小学生の頃からキャッツの曲が大好きでしこたま歌い踊り倒してきた私は、大好きな曲が映画館で大音響で流れただけでボロボロ泣いてしまった。それほど音楽はとても良かった。私は特にスキンブルシャンクスがお気に入り。今回追加された、主役ヴィクトリアのソロ曲もとても綺麗で繊細で良かった。
あと、ヴィクトリアを気遣う可愛い黒猫のミストフェリーズがとても可愛いので、映画が始まったら黒いシルクハットの、手品猫を目で追ってくださいね。可愛いから。沼。猫のビジュアルはそのうち慣れます。みんな可愛い。あなたの推し猫は誰ですか?と聞いて回りたい。とても可愛い。イケ猫もたくさん。

ただ、わりと序盤にゴキブリをむしゃむしゃするシーン。
あれだけはまじで気持ち悪かったので、スコアは4.8で!!
ゴキとネズミはせめて擬人化しないで欲しかったー!
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