このレビューはネタバレを含みます
なーんか、ちょっともやる映画だった。
映像はすごくいい!水の表現も透明感があらわれてて、涼しくて、素敵だった。
でも話が...
1/3の二人の出会いから素敵なカップルになるところまではよかった。
でもそこからよ...リアルじゃないんだよね。話も表現も。
ご都合主義がすぎると、楽しめなくなる。
スナメリのビニール人形に水を入れてつれ回してたら、絶対破れて悲しい想いをするよ。そういう描写がなくて残念だった。
あと、花火する人らを安易に悪役にしすぎ。あたま悪く描きすぎ。
あと「おれはひなこをケータイ見る彼女に育てた覚えはないよ」というミナトのことば。冗談ぽく何でもないかんじでいってたけど、わたしはこれに相当もやった。
恋人って育てるもんなのか?
この一言はミナトが言うセリフじゃないと思う。
このセリフがあるから「君がひとりで波に乗れるようになることが僕の夢」というのがちょっと白々しく、恐ろしく聞こえてくる。わたしはそう思ってしまった。