このレビューはネタバレを含みます
青春映画、なのかなと思えた映画でした。
子供の頃、住んでいた場所に帰るため
大学進学で帰ってきた、向水ひな子
ひな子がサーフィンをしているのを眺めて
自分のヒーロー、と呼ぶ消防士の雛罌粟 港
その二人を中心に描かれる映画
やることがいろいろと分かり易すぎて
展開が予想できてしまうのは
脚本がシンプルだからというべきなのか。
アニメという表現からなのか、終始濃い展開をしていきながら
前半、主役の二人が恋人同士となっていくことが描かれていく
そして、港が海で亡くなり
映画の世界のなかではそれなりに有名らしい、この映画のテーマソングを口ずさむと
ひな子だけには水の中に港が見える
そこから後半が進んでいき
クライマックス、港の力で救われていくのだが
そこまでの
ひな子と港の過去のことだとか
いろいろと置き石のように配置されていたものにより
全体としての先が見えすぎて
わかってしまうことを楽しめばいいのかな
と思うような映画でした。
とともに
二人の名前に、ひな、と入っているので
分かりやすく、キャラクターらが成長していく映画なのかなとも。
最後の助け方
高層ビルの屋上からサーフィンして下ろそうだなんて
物語の爽快感、優先なのかもしれないけど
「きみと、波にのれたら」だからって
救助としては危ないと思うよ、港さん。
追記
映画「タンポポ」で有名なオムライスかよ
と見て思いました。