Aya

テッド・バンディのAyaのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.6
1970年代のアメリカを震撼させた、30人以上の女性を惨殺した殺人鬼テッド・バンディの実録ドラマ。

凄惨な事件を起こしたテッド・バンディの話だけれど、殺人のシーンなどの演出がほぼなかったのは意外だった。

バンディとの思い出の狭間で翻弄される恋人リズの視点でも描かれていて、彼は本当に凶悪犯なのかと惑わされる。
ザック・エフロンとリリー・コリンズの演技は素晴らしかった👏

憔悴していくリズの姿があまりにも痛々しくて…彼女の気持ちを考えるとすごく苦しくて切なかった。
消したくても消せない。
忘れたくても忘れられない。
愛した人が凶悪犯だったって、かなりの衝撃だと思う…
今まで一緒に過ごした時間の中で、何が真実で何が偽りなのか。

ラストは泣いてしまった、、、
まさかこの映画で泣くとは思ってなかったから自分でも驚いた。
テッドバンディの人間性やら知能の高さとかも凄いんだけども、それ以上にリズの姿の方が印象強く残っているなぁ😢
Aya

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