テッド・バンディの作品情報・感想・評価・動画配信

「テッド・バンディ」に投稿された感想・評価

ヘンリー・ルーカスやジョン•ウェイン•ゲイシーを差し置いてシリアルキラー界で人気の高いテッド•バンディ
人間的魅力にも溢れ、「非常に残念だ」と裁判官に言わしめた彼を最近頑張り気味のザック•エフロンがどう演じるか、
あとハーレイ•ジョエル•オスメントが気になって鑑賞。

実際の彼は究極に自己中心的で、彼の味方だった女性を一人ずつ裏切っていき、最終的に一人ぼっちになってしまう。

”以前は、私のせいであなたの人生を台無しにしたかと思ってた。
だけどもうイヤ
悪いのは私じゃない あなたよ“

HACKSAWはお見事
予備知識無しで見たから
最後の最後まで冤罪なんじゃないか?彼女を解放してやるために嘘をついてあげた?とか思ってしまった。普通にサイコパスだった…
ジム・パーソンズが出ていた
テッド・バンディはシリアルキラー界のスター中のスターなんだけど意外と映像化作品が少ない。
シリアルキラーにはマニアがそこそこいて、その人達は必ず観るから安手の映画が作られたりするけど、バンディはネタが多くて納めきれないせいか、本当にあまりない笑

知的な雰囲気がある精悍な風貌、優秀な法学生、紳士的な物腰で女性受けがいい。こういうタイプのシリアルキラーはフィクションにはけっこう出てくるけど、リアルではほとんどいないんだよね。
そして、二度の脱獄に弁護士を解任して自ら自分の弁護を法廷で熱弁する。全てが破格にフィクショナルな存在だから、1本の映画に納めるのが難しいんだと思う。

だからなのか?この映画はバンディよりバンディの婚約者だったシングル・マザーにウエイト置いて、彼女の視点からバンディを映し出す作品になってた。

彼女は婚約するぐらいだからバンディを本気で愛していて、バンディの無罪を信じてるんだけど、次々とバンディ有罪の事実が浮かび上がり苦悩していく。
我々はバンディをあのバンディとして見てるからこの女性をひどく思考力と判断力が弱いダメな人として捉えてしまいそうになる。でも、彼女の前でバンディが見せる姿は包容力のある知的で優しさに溢れたもので、彼女より早く起きて甲斐甲斐しく子供の世話と朝食を用意したする。とても女性を拐って虐殺するようなサイコ野郎には見えない。
相手がシリアルキラーじゃなくても好きになってしまった相手がヤバいクズだと知りつつ、それを認めたくなくて悩むのはよくある話で、シリアルキラー映画なのに誰しも共感可能な普遍的な作品になってる。

さらにこの映画の構造がバンディを魅力的な紳士に見せるようになってる。犯行シーンがほとんどないからバンディを知らない人が見たら冤罪をかけられた不幸な男のように見える。
彼女の前でも裁判でもメディアのインタビューでもバンディは雄弁に自身の無罪を淀みなく話す。
俯瞰して1つ1つ検証すると矛盾とアラだらけなんだけど、その場その場で途轍もない魅力と説得力があるから、それに魅入られるとバンディの言うことしか信じられなくなる。
現にバンディの元カノは裁判の証人になり彼のために虚偽の証言をする。メディアに写るバンディに惹かれ彼の無罪を信じる女性達が何人も出てくる。

ある種のサイコパスにある魔力だと思った。罪を犯していながら無罪を信じられる。利用できる相手には相手が望む姿を見せ信じ込ませ徹底的に利用する。芯が何処にもない欲望と虚無の塊。
その怖さを克明に画いた力作だと思う。

それと、この婚約者とバンディの関係、高須克弥と西原理恵子と似てんじゃないかと思った。
高須は言動、行動でレイシストのクズ野郎なのは周知の事実なのに西原のマンガに出てくる高須は妻を深く愛する好好爺じみた大金持ちの紳士だよね。
西原理恵子も本当はバンディの婚約者みたいに葛藤しながら信じたい像にしがみついてて苦しんでるんじゃないか!?と、一瞬思ったけど、サイバラは創作では弱者に寄り添った視点からコミカルでありながらリリカルな作品書いてるけど、エッセイやトークで「金が何より大切」「自分と家族さえ良ければいい」みたいなこと言ってるから、まったく葛藤なぞしてなくて、金と家族のために嬉々として高須とイチャイチャしてんだよ。この2人は同じ穴の狢なんだよな。胸糞悪いカップルだな!
na20ma

na20maの感想・評価

2.5
最後のどんでん返しは鳥肌もの。
でも犯行の詳細などの描写がほとんどなく、面白みが物足りない。
犯行もテッドの性格も明示されないまま裁判が進んでいくからちょっと置いてかれた。実話を元にした作品て分かってるけど、なんとなくリズ視点で見てたからテッドは冤罪かも・・・みたいな気持ちで終盤まで見てしまった..逆に終盤のどんでん返し(?)みたいなのを期待してたかも

テッドの内情みたいなのも伝わらないから狂気的な感じはしなかった。本編より最後の肉声や当時の映像の方がゾッてしたからドキュメンタリーの方が気になるかな。
批判的な世論と陶酔する女性傍聴者みたいな対比も最後の映像方が伝わりやすくて怖かった。
にゃお

にゃおの感想・評価

3.6
殺人鬼目線で物語が進んでいくのかと想像していたら、恋人目線でほぼ裁判の話。
元々この事件を知ってるから真実は分かってたけど、それでも(無実なんじゃないか)って思えてくる。
ごま

ごまの感想・評価

4.0

怖かった〜〜〜。

犯行現場が全然映って無かったし、
最後に掛けて化けの皮が剥がれて行く感じ怖かった。
リズとの何気ない過去の思い出と色々結び付いちゃうのも怖過ぎた。
特に懐中電灯当てて背中見てるシーン😕
 
冤罪とも思わせるテッドの行動、
頭が切れて口も上手くて容姿も良くて、
色んな人を信じ込ませてやばい奴だった....

ザックとリリーめちゃいい演技してた。
レナ

レナの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

確かに極めて凶悪な犯行なんだけど、それがほとんど描かれないのは良かった。
元恋人のリズの手記からの映画化らしいので、リズ目線でのテッドが描かれているから基本とても良い人(めっちゃ女好きではある)。

ザックエフロンも歳を取ったんだなぁと実感。

リズが自分が通報してしまったことへの罪悪感と正義感の葛藤で長年苦しんだことはよく分かる。
でもどうしてそう思ったかのネタバラシが、微妙でもっと仕掛けれたんじゃないかなぁと思う。
というか凶悪犯ということは分かっているから、そもそもネタバラシが必要なのかという問題。
通報してるのだって「ただ似てるから」ではなく、自覚してない思う節があるからだったんだろうしそれはもう少し緻密に出来たんじゃないかなぁ。
別れてからの10年間、リズは相当悩み苦しんだと思うけど、テッドがやったんだ!とあれだけ言い放つ確信はどこであったのか分からない。
実際は10年だろうけど、映画だと急展開な感じになっちゃうからテッドが冤罪に見えちゃう。Wikipedia見ても冤罪なのかなって思っちゃったし。そこだけが勿体無いなぁと思った。
テッドバンディより、恋人だったリズに焦点を当てたような作品。

テッドバンディの犯罪ドキュメンタリーを見たことあるので彼が酷い犯罪を犯した事は知っているが、この映画では彼がかなりチャーミングに描かれていて、無実では?と錯覚する姿も分かる。

何度も何度もリズに電話や手紙を書いて「愛してる」と言い続けた事は初めて知った。残虐な行為をした世間のテッドと優しかったテッドを思い出しては、リズの混乱憔悴葛藤ぶりをみてると胸が痛い。

最後に被害者の名前が出てるのが良かった。ついエンタメと見てしまうが、彼に被害を受けた女性が居ることを忘れてはいけない。
えいわ

えいわの感想・評価

3.6
イケメンが殺人事件の容疑者となり、無罪を主張して戦う話。

テッドは無実かと思わせるくらいの魅力に困惑した。

彼が最期に自白しなければどうなっていたのか。
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