良かった。意外と評価が低くて驚き。
「シリアルキラーといえば」の残虐な殺人描写等がないからなのか?
まず、殺害シーンや残虐な描写があるのかと思っていたが、全くない。それがない多くとは違った視点からシリアルキラーを描いた作品。勿論先述のシーンを期待していたんだが、全くいらないな、こういう視点からでもこうも面白いか。観賞後、いつも見る殺人鬼の作品とはまた違った感情だった。
ある意味、そういった描写がないことが我々の日常に近く、殺人は身近であることを知っておくべき、学べという暗示な感じもする。また、テッドの「人間性の無駄使い」を表現すると殺人描写よりこの淡々とした感じが合っている、と思う。
確かに本当にこの男のただ1人の女になれたら物凄い幸せを感じるのだろうな。そんな男。という印象。
なんだか、テッドとリズの繋がりだけがどこまでも本物で、真実で、それが嫌なほど美しく感じてしまう。
評決シーンはとにかく良かった、、
ザック・エフロンとジョン・マルコビッチが最高でやんす。
そして、あの言葉。
「人間性の完全なる無駄遣いだ」
テッド・バンディという人間をここまで完璧に言い表す言葉があるのか。。。
エンドロールの実際の映像は見応えがある。し、俳優の凄さも分かる。
「自分を大切に」