〝シリアルキラー〟の語源になったとも言われている、セオドア・ロバート・バンディことテッド・バンディを題材にしたミステリー。
これまでザック・エフロンと聞くと「ハイスクール・ミュージカル」や「グレイテスト・ショーマン」が浮かびましたが、これからは〝テッド・バンディ〟間違いなし!
殺人鬼なのに純粋さすら感じさせるザックの演技は素晴らしい。
『人間性の完全なる無駄使いだ』
これは実際の判決時に裁判長がテッドに語った言葉です。
この一言に彼という人間が凝縮して表現されていて、すごいなぁと。
IQ160で自分自身を弁護できる程の頭脳を持ち、カリスマ性があり容姿は端麗。
裁判にたくさんの女の子たちが傍聴に来ていたのは異様でした。
エンドロールでは実際の裁判の映像が流れます。
リズを支える男性には「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメント。
外見はちょっと(?)変わりましたが、瞳は子役時代のままで懐かしく思いました。