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日本黒社会 LEY LINESのピッコロのレビュー・感想・評価

日本黒社会 LEY LINES(1999年製作の映画)
3.5
カッコつけてねーよ!

黒社会シリーズ3部作も、これでおしまい。
と言っても、お話自体は繋がってないんだけど・・・。

最後は、青春映画!
こんな生き方しか出来ない不器用な青年達が自由を求めて間違った道を進んで行く・・・。
目的は、ただ一つ。日本から脱出すること!
そのためにはお金が必要で、トルエンを売ったりして稼ぐけど・・・。

トルエンって、美味しいのかな?
1本3000円するらしい。
初めて聞く飲み物で。そもそも飲み物なのか?
麻薬みたいな・・・。シンナーみたいな感じなのかな?
あ~良い気持ち!はぁはぁ。

中国人と日本のハーフが主人公。
この3部作は、中国が絡んできてて、国際問題なんかを扱ってたりする。差別だったり、いじめだったり・・・。
ただ、そこまで深く描かれてなくて、あくまで背景として描かれてる程度・・・。だと思う。

基本は、若者たちの青春ムービー。
そこに黒社会が絡んでくる。
青春って、ええなぁ~。

それにしても20年前の映画なのに、北村一輝さんの顔の濃いこと!
若い頃から濃いぃ顔が、すでに完成されてた!
見た目があんまり変わってないんで、濃い顔の人は年をとってもあんまり変わらないのかもしれない。

そんで、3部作全部に登場してる田口トモロヲさんが全部違ったキャラに、違った演技なのが印象的。

しょーちゃんは、かなりズルい役で、今回はカッコよくない。笑

終わり方も爽快感あって、大きな海を漂ってるみたいだった!


青い光がビリビリするビリビリモザイクに、放送禁止用語にはピー音が入ってたりと、テレビ放送する際にちゃんと配慮して作られてる三池さんの優しさを感じた。
wowowさんのでっかいモザイクが、仕事奪われっちゃって少し気の毒たったけど・・・。笑
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