たむたむ

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​のたむたむのレビュー・感想・評価

3.3
「芸術は全て危険よ」

『ナイトクローラー』のダン・ギルロイ監督と、ジェイク・ギレンホール×レネ・ルッソのコンビが再タッグを組み、欲望にまみれたアート業界を舞台に描くスリラー。ジョン・マルコヴィッチやトニ・コレットら、実力派キャストが脇を固める。

急逝した無名画家が遺した絵画を、自己の利益を得るために利用した人たちが辿る末路を描く。

うーん、、ハマれそうな予感はあったのに、結果ハマれずでした。簡単に言えば呪われた絵画に関わった全ての業界関係者たちが、次々と惨劇に見舞われていく…という展開なんだけど、テンポが悪いのかやけに眠くなりました(。-ω-)zzz

絵画が動いて襲ってきたり、スフィア型オブジェに腕を捥ぎ取られたり、絵の具に身体を侵食されたり…と、多種多様でアーティスティックな殺害描写にはセンスを感じたけど、結局、絵画の呪い?については謎のままなので、オカルトというよりメッセージ性を含んだ作品なのかなと。。

登場人物が皆イヤな奴ばかり(苦笑)私的にはジョゼフィーナがダントツにキライで、「早く死んでくれ」と思いながら観てたのはナイショ(爆)
お目当てだったジェイクは、ムダにムキムキなバイセクシャルの辛口芸術評論家に扮しているのですが、さすがの役作りでキモかった(^^;;

とりあえず、ニャンコに害がなくて何より♡
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