バイオレンスアクションに定評のある監督なので期待して観てみたんですが、ホラー映画としては怪異を見せるタイミングがちょっと微妙でした。でも血が飛び散るシーンはその色といい量といいドンピシャで、さすがティモ・ジャヤント。人体破壊は他の作品でもバンバンやってますが、こちらもドーンとサービスしてくれてます。
怖さの方向はエクソシストと死霊館と呪怨を足して湿っぽくした感じ。
でも主人公が逞しいし、何でこうなったの？って疑問にはわりと親切に説明が入るのでストレスフリー。中だるみしそうなタイミングで新展開があるので習作っぽい雰囲気ながらも楽しめました。終わり方もスッキリ。
