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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへのgeminidoorsのレビュー・感想・評価

3.9
久しぶりに鑑賞タイムを確保出来た!✨
以前より意識してた作品、しかと観るタイミング計ってたが本日遅ればせながら観た。自ずと期待高まらざる得ない。

併しながら随所に滴る水滴と共に、湿るどころか引いて静観。どうにか最後まで静観。
我、静かに待っていたのは何なのか…
カメラ、美術というか色彩や手法にはセンスを感じるし、好みは人其々だからな。
でも本音でいけば…我以外の世界中の映画ファンが諸手を挙げたとしても…
ウン、俺はもう、頭でっかちでアイデア重視で気取った感じなこーゆーのはイイや。

"アナタにはコレが解るか?"みたいに挑戦されてる気がするのは、被害妄想かしらん。
或る現代美術を観た際の謂わば"ワカルvsワカラナイで不満なのではなく、アプローチに嫌悪感" といった感覚に少し似ているかも知れない…ってのは、挑戦的過ぎる書き方かしらん?💦



(余談として)
一緒に観たカミさん曰く…
"鉱山の洞窟に暮らす少年の青いジャージが素晴らしかった"
それが観終えた感想の第一声だった!
全くカミさんも変化球投げてくるオンナだぜ。バッター大谷も苦しむチェンジアップだぜ。座布団2枚あげよう。

ワタシとしてはカラオケ好きの白装束の親分がマイクを離さないシーンが気になる、気になる、気になる。
何故なら一つに、画面に映る子分達は毎日この親分の下手なカラオケを聞かされてんだなぁ…と同情。下手なカラオケ我慢して聞かなきゃならない程の拷問は無いからネ!

もう一つは、"どうしよう…この親分が顔を上げ帽子を脱いだら光石研だったら…"と、何故か心配でならないドキドキ感が。
別に光石研は大好きだし、映画としては"インビシブル・ウェイブ"や"ヘルプレス"辺りの好きな作品が頭に浮かんでたんだけどサ。

あともう一つは女優が何処となく、手足長くタッパの有る永作博美か整形後の椎名林檎を思い出させる顔立ちに見え。
可愛いんだがズバリ嫌いなタイプで、これ大事なことヨ。
故に、自ずから気乗りしにくくは成ったよね。

ま、お話の夢的な迷宮楽しむより、コチラから前述みたいな横道を妄想する脳的暇が起こるんだから…
個人的には"好みの作品ではなかった"という事かしらん(´∀`)
 
たまに観る作品にのめり込めないと、明日からが余計に寂しいっつうかネ〜
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