ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへの作品情報・感想・評価

上映館(5館)

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ2018年製作の映画)

地球最后的夜晚/UN GRAND VOYAGE VERS LA NUIT/Long Day's Journey into Night

上映日:2020年02月28日

製作国:

上映時間:138分

ジャンル:

あらすじ

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」に投稿された感想・評価

驚異のラスト60分ノーカットワンショット3Dで没入感を増し現実と夢の狭間を揺れ動く、記憶を巡る長い長い追憶の旅。

自分が何処にいるかわからなくなる程映画の魔法に陶酔する。

言葉で語らずとも感性で画を紡ぐ…過剰なほど詩的過ぎて自分の肌に合わず!!
Takuo

Takuoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャー・ジャンクーが霞んで見えるほどの煌びやかな映画。
夢と現、真実と嘘を行ったり来たり。
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を中国貴州省凱里で撮った感じ。
ベケット的でもあり、散文詩を銃で脳に撃ち込まれているような感覚に陥る。
否、他の作品で形容するのは馬鹿げている。
これはもうビー・ガンというジャンル映画なのだ。
前半がアバンとか顔に鳥肌が立った。
お見事!
泉くん

泉くんの感想・評価

3.5
全然理解できなかったけど、そもそも理解どうのって映画では無い気がする。3Dワンカットの不思議な旅に同行した気分。
2na

2naの感想・評価

2.5
「薄氷の殺人」以来、久しぶりに中国映画を劇場で鑑賞。後半60分から3Dで、しかもワンカット長回しという独特の手法。

しかし朝一の上映会であたまが回らない状態で観たせいか、内容がよく理解できず不思議な映画だった。
顔夕

顔夕の感想・評価

3.8
映画の途中から3Dに切り替わるという体験だけでわりと満足感あったし名古屋まで行ってよかった。(関西ではコロナの影響で3D上映館が無くなった)
途中で切り替わることではじめて気づいたけど、2Dと3Dでは没入感が全然違う。
後半1時間のワンシークエンスショット、不思議な出来事が脈絡なくシームレスに繋がっていくのは夢そのものって感じやったけど、これがとにかく長くて疲れた。でも楽しかったからまた見たい。とりあえず今は陳慧琳の花花宇宙を無限に聴いてる
しもむ

しもむの感想・評価

4.0
映画史上初ともいえる、途中で3D&60分のワンカットに変化する映画。
この映画、本国での公開にまつわるエピソードが面白い。
作品の原題は『中国最後の夜』、そこで監督は題名にちなんで、敢えて2018年の12月31日に公開を決行、全てのシネコンで終了時刻を0:00にするように設定した。
その結果、わずか1日で興行収入41億円を稼ぎ出し、中国のインディーズ映画の歴代一位を築くという快挙を成し遂げた。

このエピソードだけで、監督の拘りの強さと、ロマンチストな事が伺えるのだが、内容もある意味、男のロマンが詰まったような内容だった。
昔愛した女性の面影を追い求める主人公の描写や、登場人物達の言い回しなんかは、ハードボイルド小説を連想させる。
この映画、作品の規模に合わないくらい多くの著名人(坂本龍一、椎名林檎、松本大洋など)がコメントを寄せているが、その顔触れを見ても、いわゆる「アート映画」というジャンルに括られる作品だと思う。

間違いなく人を選ぶ内容だと思うが、自分はハマった。
その理由は、やはり中盤の2Dから3Dになる展開が映画体験として非常に面白かったから。
映画を観るという事は、別の世界を疑似体験する行為だと思うんだけど、3Dになる事で、更にもう一つ別の世界へ潜っていくような感覚を受けた。
キメッキメのタイトルバックも自分はワクワクするような感覚を受けたし、そこからの60分ワンカットの浮遊感が何より心地よかった。

一つ一つの間の取り方が長めなのもあって、序盤は何度か寝落ちしてしまったけど、3Dになってからの展開がそれをひっくり返すくらいに良かった。結果、今一番、観返したい作品なのだけど、何より3D上映館が少なすぎるのが残念。
落ち着いた頃にアップリンク辺りで3D上映して欲しい。
milli

milliの感想・評価

2.9
ストーリーも、
3Dの必要性も、
なんだかよくわからぬまま
映画が終わってしまった。

時々、爆睡してごめんなさい🙏
理解力がなくてごめんなさい🙏
ghost

ghostの感想・評価

3.7
ストーリーをきれいに把握できるかというとそうではないし、そもそもそこにカタルシスのある映画でもない。
タイプとしては「去年マリエンバートで」のような体験の作品。

このような映画にお金を出す人-製作側も観る側も-がいるのはとても豊かで有意義なこと。
商業映画しかない状態というのは憂うべきことだし、中国で映画が盛んになってこのような作品にも6億円以上の製作費が出ているというのは個人的に嬉しい驚き。

中国的な物に少し憧憬のようなノスタルジーを含んだような感情を持つことがある。
この作品はそれを得たい心を満足させてくれた。

舞台を夢の中にして、充分にロマンティックに落とし込んだカフカの「城」のような作品。
ウォン・カーウァイのカラフルさ、カフカの迷宮、短調のロマンティックさとエロス。
そんなふう。

2Dでしか上映がかかっていなかったのが心残り。
3Dでもう一度観たいけれど叶うだろうか。
歯家

歯家の感想・評価

3.9
ワンシークエンスショットで撮影された後半60分は、前半のノワール調で現実・夢・記憶が混同していたのを補強させたパートだったなのかと思う。後半は少し摩訶不思議なことが起きたり起きなかったりするので、明らかに夢と理解しやすい(内容はよく分かっていないけれども)けれど、3D演出が始まるまでの前半の長回し、場面展開、長回しの演出の方が夢を観ている感覚に近いような気がする。
R

Rの感想・評価

4.0
つまらん!のに、3D部分が始まった時からこの夢から醒めたくない、ずっとこのままでいたいけど、そこはかとなく怖いのに見入ってしまって、エンドロールでやっと目を閉じた。うまく文章にならないけど観てよかったし、素晴らしい映画体験をした。
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