あいす

あくまのきゅうさいのあいすのレビュー・感想・評価

あくまのきゅうさい(2018年製作の映画)
2.0
あらすじ見て知ったんだけど、コレミュージカルだったんだ…??
というか、てっきり『悪魔の九歳』って感じで子どもが犯した罪やその闇を暴く感じだと思ってたのでひらがなタイトルをそんなふうに誤解してた。
見終わってみたら『悪魔の救済』の方がしっくりくる感じだった。

サスペンスはそれなりにハマれて、犯人が分かるくらいまでは引き込まれてたんだけど、ラスト5〜10分は突然の精神世界描写のような、どこか夢見心地みたいな、エヴァアニメ版の25・26話みたいな雰囲気。
それが『ミュージカル』の要素なのかな??
主人公のやったことは夢オチなん?
現実なん??
姉弟が主人公にしたことが現実なら、主人公の狂気行動は夢オチだと思うんだけど……。
だってみんな見てたし、現実なら捕まるでしょ。。。

そして真犯人の自供もなんだか腑に落ちない。
子ども達を救うつもりの人が、なんで子どもらがやったように見せかける??

わかるようで、分からない。
全体的に画質は荒くて不気味で、肌荒れすらもしっかり見えちゃう気持ち悪い感じ。
雰囲気は好き。
バイオレンス描写は冒頭だけかな?と思ったけど、ラストでわりとビシャビシャ来ます。
B級サメくらいか、それ以上にビシャビシャしてます。
飛沫だけなら平気なので、グロは感じなかったです。

総合的に、好きな要素もあるけどストーリーが難解かなって気持ち。
考察とかあれば読みたいです。

あ、あと作中クラシックたくさん流れるので、クラシック好き(ニワカだけど)には有難かった!
あいす

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