キングスマンシリーズ3作目にして、キングスマンの前日譚として設立される時のお話。
舞台としては第一次世界大戦になるのだが、実在した人物、出来事の中にキングスマンメンバーを入れ込むのがとても上手く、鑑賞後に史実を確認したら映画の出来事自体はほとんどが史実通りになっていてとても驚いた。
その反面、前作、前前作のようなポップながら見応えのあるアクションシーンは相対的に減っているので、あのアクション目当てで観に行ったら少し肩透かしな感じを受けるかもしれないが、ストーリー自体が面白いし、随所にはしっかりといつもの紳士アクションが入れ込まれているので個人的にはとても楽しむことができた。
度重なる延期で凄く上がったハードルをしっかりと超えてくれて、とても満足した作品だった。