スタジオライカ最新作！というだけで自動的に観に行く身体になってる。
開始5秒ではい、傑作。
『本物』だけが持つぬくもりに、人形たちの動きに制作陣の愛情が透けて見える。
無条件で琴線に触れてきて、すでに涙目…
こういう作品こそ、ヒットしておくれ！！！
主人公のライオネル卿はじめ、あきらかにデフォルメされた人形然としたフォルムなのにふしぎと魂の入った生き物に見えてくる。より細かい動きが入ったアクションが多用されていて技術的にもむずかしいことにチャレンジしてるんだろうな〜
背景も、CGと実物をミックスしてるんだろうけど美しくて陶然とする。
世界中を冒険するので、さまざまな国の風景が楽しいし、草花の造形や、光や水の表現、氷の質感が細密画のよう。
前作KUBOに続いて、アジアにインスピレーションを得ている場面では三味線のような音楽も使われていて嬉しい。
アジア的なものがライカのテーマのひとつなのだろうか？
