米軍がマイルではなくkmを使っていたり所々詰めの甘さを感じる。
映画だからしょうがないけどくさいシーンがあって、これならNHKの大杉漣がやってた再現ドラマの方が良かったかな…
菅首相(と思われる人物)のことを悪く描き過ぎという批判を聞いていたがその通りだと思った。もちろん当時の対応について色々問題はあるが、政治的に偏っていると言われてもしょうがないほど完全なヒール役として描かれていたのはマイナス。
吉田所長の死を英雄の死といった感じで美談のように描いているがそれも良くないと思う。なぜ現場があそこまで苦しむことになったのかをガバナンスなどの点から分析、対応していかないといけないのに現場のヒーローに頼りがちというのは戦時の時から変わっていないこの国の悪い所だと感じた。
この映画だけを見て原発事故を分かったつもりになるのは危険だと思った。
