この最悪の事件を忘れないように。
最悪にずっと胸糞の悪い映画です。いい意味で映画っぽくなく実話なので終始どんよりさせられる映画です。
宗教とか教えって本来人を救う為に生まれたもののはずなのにこういった数々の事件を知る度にそこにある良さがますます分からなくなります。あくまで寛容的であるのが教えを乞う者の必須条件であり、そこには色々な考えを受け入れられるのが大事だと思います。自分が無信仰で良かったなどは思いませんが、それでも何かを信じるってことはその気持ちに大小はあれどその考え以外が悪に見えてしまう気がします。もちろんそんな人がいっぱいいるわけじゃない、それは分かってるんですが考えという視点で見ればテロや差別など世界で起きている、起こった様々な出来事が教えや極度な考えが発端と考えれば益々恐ろしく思えます。
人間が考えることができ、感情がある限りこのような恐ろしい事件はこれからも幾度となく起こります、あくまで自分と人は違う。めっちゃ当たり前の事なんですが日常生活において他の人の考えを受け入れる事の大切さ、素敵さを再確認できます。
本当に暗い気持ちになりますが観るべき作品です。
