ホテル・ムンバイの作品情報・感想・評価

「ホテル・ムンバイ」に投稿された感想・評価

patrick

patrickの感想・評価

4.1
今までノンフィクションでテロを題材にした映画はたくさんあったけど、最も緊張感がある映画だった。それゆえに重さも最上級。

あまり前情報を入れずに観に行ったけど、心のどこかで最後は『15時17分、パリ行き』みたいなハッピーエンドになると思い込んでいたので、衝撃度は大きかった。

テロを題材にした映画で、人の死をここまで見せる映画はなかったような気がする。
死の見せ方や、緊張感を煽るような人間の心理状態の見せ方、群像劇が全て良くできていた。

テロリストも被害者も満遍なく心理状態を描けていたので、どこか地理的に遠い出来事のように思っていたテロが、身近なものだと感じた作品だった。
2時間ハラハラしっぱなし。
無駄な描写もないし無事に生きて出られるか、それだけ。テロとはこういうこと。
この映画は なんとくなく映画館で観なければいけないような気がしてて なんとか間に合った。
作り物とわかっていても あたかも自分がその場にいるような没入感が確かにあった。この事件をニュースで知るよりも映画で観る事で体験としての臨場感がある。
時間ギリギリで飲み物も買えなかったが、カラカラの喉で見ることでこの物語により入り込めた気がした。
終始ハラハラするので観終わった後ドッと疲れた。
自分だったらこの状態になったらどうなるんだろう。
これが実話だというから この世界は怖ろしい。
これからのテロ時代を生きていく上で知っておく必要がある事件だったと思う。
資本主義社会のしわ寄せは、今もどこかにある。
自分たちさえ良ければ良いという考えでは、いつかは、限界が訪れる。
やったことは罪のない民間人に返ってくることだってある。
テロリストは悪なのか。
言うまでもなく殺人は悪だ。
だが彼らも戦争によって家族を殺されていたとしたら?
彼らは家族のため、お金のため、神のため。
いたって純粋無垢だ。
まるで僕らがハエを殺虫剤で殺めることに罪悪感を覚えないのと同じように 彼らは人を殺害していく。
ホテルで働く従業員 お客様のために命を懸けて守る姿は英雄そのものだ。
そうでありたい。
彼らもまた生活のためにホテルのためにとに命を懸けていた。
ここで起きたことは今もなおどこでも起こり得ることだ。
押し付ける気などさらさらないけど、これは『観て損はない。』と思えた映画だった。
生きてるだけで儲けものと思えるし、犠牲者のためにも なかったことには、してはいけないと思うから。
DUNE

DUNEの感想・評価

4.0
貧困や差別は人の正義を排他的な形へと歪めてしまう。

ホテルマンの仕事への誇りもテロリストたちが経験してきた貧困も何気ないセリフや演技から読み取れる1級品の映画。

テロの恐怖や簡単に命が奪われる現実を上手く表現してるけど、ハラハラドキドキのエンタメに落とし込んじゃってる気がしないでもない。それが悪いってことじゃなく。
たいち

たいちの感想・評価

3.2
based on true events
事実は小説よりも奇なりとベタだけど思わされる、力の宿った作品だったな。

登場人物1人に焦点を当てない構成で第三視点からの物語であり、感情は入れにくい。

ただ、宗教や人種、社会格差の要素をなるべく減らしつつシンプルなものにしてて日本的には見やすい映画なのかな
『デトロイト』と双璧をなす人間の怖さ。無慈悲なテロリスト集団のイデオロギーや背景も見せてくるので、勘弁してほしかった。目を背けたり、耳をふさぎたくなるような出来事のオンパレード。

ポスターや予告がハートウォーミング超大作みたいな感じなので、色々と損している。たしかに感動はあるけど、9割内容が地獄だから!スルーしそうだったが、各所から作品の本質を伝え聞き、観賞に至れてよかった。
緊張感がえげつない。音響も素晴らしいので、とにかく映画館で観るべき作品。
作品としてのクオリティは今年ベスト級だが、二度と観たくない。
Riki

Rikiの感想・評価

4.6
実話を基にして作られたアメリカ映画。当時4カ所であった発砲事件のうちムンバイにある豪華ホテルを舞台に、家族を持つホテルマンと豪華キャスト演じるVIP客にスポットが当てられて進む映画。

この手の映画は終わった後に脳がパニック状態になる。また日本は平和だなと思う。そして危機感を忘れないようにたまに観るようにしたいスパイスのような映画だ。

インド人🇮🇳の友達から聞いたが、この事件は3日間続き、NEWSでもこの中継一色だったらしい。

ラスト10分の家族との再会シーンまで見たかったが終電のため、断念した。
youtubeで探すことにした。
リュウ

リュウの感想・評価

4.2
スクリーンを通して悲惨なテロ事件を体験するとともに、愛の力や勇気ある行動に胸を打たれる作品。123分を短く感じるほど釘付けになる事間違いなし。

自分もその現場にいるのではないかと思うほど、終始ハラハラした。また、テロという恐怖の中でも愛する者・お客様を救うために行動する彼らの姿に、愛の力やホテルマンの強い信念を感じた。
そして、宗教などインド人の特徴がしっかり捉えられていて、インドの方々に対するリスペクトが感じられた(インド人にとって宗教(神)は生のために何よりも大切なものであることをインドに行ったときに感じた)。また、無意識に牛肉を注文するシーンや、飲み物はボトルで頼み、目の前で口を開けてもらうシーンなど、インドを訪れる観光客あるあるも描かれていて、「ここはインドだ!」というのを忠実に描こうとする意思が伝わってきた。インドに行ったことがある人はそのような細かいシーンにもリアルを感じれると思う。

こういった世の中の事件を伝えることも映画の役割としてあるんだなと実感した。そして、インドの方々をリスペクトしていたり、ホテルマンの方々を称賛していて、悲惨な事件の中にも、人間の温かみも感じることができた。
Mariina

Mariinaの感想・評価

4.0
私は2008年のムンバイでの大規模テロを知らなかった…
容赦ない残虐なシーンと、ムンバイに特殊部隊がいなくてデリーからの到着を待つ絶望と恐怖の12時間。
(ムンバイとデリーは本当に遠い)

犯人たちも1人の人間であり、恐怖と戦っているところを描いているのも見どころかもしれない。

もし自分がある日突然テロに巻き込まれたら、と誰しもが考えさせられる話。
Ho

Hoの感想・評価

4.4
衝撃だた。
ずーっと緊張してて2時間一瞬。

首謀者まだ捕まってないのむかつく。
毎日スネぶつけて欲しい。
もお捕まらないんだろーなー。
ロシア人かっけえ。
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