インドの金融都市ムンバイで実際に起こったテロ事件を元にして作られている映画。
その場にいた人たちの理不尽さや、ホテルマンとしてのプロ意識、テロリスト側の心情など色んな要素があって複雑な感情になった。
自分には真似できないないし、逃げようとする自分を恥じないかもしれない。
しかし、ある種自分の命を守ろうとする本来の人間性を捨てて、社会的存在として生き続けるホテルマンはカッコよく見えた。
テロリスト側の視点も描かれていていた。
神という存在を上手く利用して、陰で手下を操っているボスが一番卑怯だなと感じた。
一概にどの宗教も良い悪いの区別は無く、宗教というものを利用して何か悪事を引き起こそうとする者が悪いんだなと気付けた。
イスラム教の祈りの言葉覚えておくと、救われることあるのかなと印象に残った。