ユリタム

ホテル・ムンバイのユリタムのレビュー・感想・評価

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.9

「無知は罪である」

この映画を見終わった後に特に強く感じたことはこれ。

とにかく凄惨で非情なシーンが続くが、アルジャンが老女にパグリーの意味を解く場面やテロリストの一人が家族に電話をかける場面など、「知らないことで起きる隔たり、知ることで新たに見える邂逅」を表すシーンが印象的。

テロを実行した少年たちも、世界の歴史、政治、社会を広く見る目を持つことができるような情報や教育を享受することができていたら・・・と思ってしまうなー。たられば論だけれども。世界の誰かを恨むことでしか救われないほどに余裕のない生活、人生が地球上に確実に存在しているということ、日本人は意識する機会なかなか無いよね。

かくいう自分もこの映画を見るまで、ムンバイ同時多発テロのことはほとんど知らなかったし、私の世界を広げてくれる映画というコンテンツに感謝です🙏🏻

知ることで見える世界は確かに変わってくるし、相手の気持ちや世界を創造することが確かに大事なことなのだと強く思った。

語りすぎた!すんまぺん🐙
とにかくめちゃめちゃおススメってこと伝われ〜〜
ユリタム

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