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ホテル・ムンバイのakeのレビュー・感想・評価

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.2
やーっと観れた…もう諦めてた。有難うコロナワールド!

2008年のインドで発生したテロを基に作成された映画です。
銃声、悲鳴がリアルでテロに遭遇した恐怖が画面から伝わってくる2時間でした。

冒頭から駅を始めとして飲食店などでテロが発生しますが、タイトルにもある通りホテル・ムンバイで発生したテロに焦点が当てられています。

ムンバイにはテロに対抗できる対テロ部隊が無かった。警察では対処出来ない。特殊部隊が到着するまで数時間…
テロリスト達は少しでも人を殺す為に従業員や警察を装って、扉を開けさせ殺していく。
次は自分達かもしれない、助けを待つけど到着はまだまだ先…息を飲む緊張感。
部屋から飛び出した人が殺されるシーンあったけど、これ自分だったら多分耐えれなくて飛び出しそう…

「お客様は神様」良く聞くフレーズですよね。ホテル・ムンバイの従業員達は、自分達も死ぬ可能性があるのに一人でも多くの客を逃す。その強い信念があり行動します。
テロリスト達は殺し始めると躊躇なく、時には楽しそうに客、従業員を射殺していく…
銃声と悲鳴の中、それでも客の為に行動する従業員達は本当にカッコ良かった。
100人以上が犠牲になりその半数が客を逃そうと行動した従業員達だとか…
実際、犯人は3日間籠城したらしいです。そんな絶望の中行動したこの人達こそ英雄と呼ばれるに相応しいと思います。

ホテルの序盤にあった避難してくる人達をすぐに受け入れる所から、ホテルの器を感じました。だから従業員達も素晴らしいんでしょうね。こんなホテルなら安心して宿泊できそうです😊

《あらすじ》
ムンバイに同時多発テロが発生。
宿泊客1000人、従業員500人の五つ星ホテル・ムンバイがテロリストに占拠される。
拳銃、爆弾で武装した犯人達はホテル内で虐殺を始める。
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