ゆかりん

オオカミの家のゆかりんのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
3.2
「コロニア・ディグニダによるPR映画」という設定のアニメーション映画

かなりアートの方に振り切ってるタイプの映画で、美しい娘・マリアと2匹の子豚、狼さんが何を表しているのか前知識がないとわからなかったと思うし、かなり難解
ある程度コロニア・ディグニダについて調べてから観たが、家の象徴、子豚の象徴はなんだったのかが理解しきれていない
部屋がどんどん変容していく様は、物語の内容もあいまってなんともいえない気持ち悪さを感じた
タペストリーとかで考察のヒントをくれないミッドサマーみたい、と思っていたらアリ・アスター絶賛作品とか
そりゃミッドサマーだなという…

絶対にコロニア・ディグニダについての前知識がなければ楽しめないのでこの評価で

エマ・ワトソン主演のコロニアや、コロニアの子供たち、ネトフリオリジナルのコロニア・ディグニダをこれからチェックしに行ってより考察を深めたくなる作品だった
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