このレビューはネタバレを含みます
牧師・藤藪さんの熱意や葛藤はとても伝わってきたのだけれど、、、
人が人らしい弱さを抱えたまま誰かを救うのはやはり難しいと感じてしまった。
そもそも、おそらく大半がキリスト教徒ではない自殺志願者の人達は、その救いとして神の愛にすがることが正解なのだろうか?
神に祈るより、目の前の一人に愛される事の方がよっぽど現世につなぎ止められる。きっと牧師さん自身も感じつつ、ふとしたら向こうの世界に行ってしまう人を愛しきることは精神的にも難しいのだろう。
孤独を受け入れなければ生きていけない社会だけれど、孤立しやすい環境をなるべく減らしていくしかないのかなぁ。
明太子だからよく分からん。