ほら債

ウィーアーリトルゾンビーズのほら債のレビュー・感想・評価

4.0
映画館で観たかったかも!!!
気持ちーになるかも!!!
面白かった

ゾンビと自称くせに周りのみんなの方がゾンビのはウケた

他のユーザーの感想・評価

momoko

momokoの感想・評価

-
長いかっこいいpvを見ているよう^_^
不思議な世界感だけど、媚びないメッセージ性があって何かカッコよくてすんごく見とれちゃいました
池松くんの髪型も新鮮、兎に角カッコいい🥺🥺
63

63の感想・評価

3.4
『ウィーアーリトルゾンビーズ』感情を失ったゾンビではない。ただ無垢なだけだ。孤児の彼らが〝ない!ない!〟尽くめの詩をピュアに叫ぶ歌声はストレートに胸を打つ。青白緑赤を纏う四人の冒険は長久ビジョンと今風台詞と8bit音源の連打でモノクロの難関もクリアする。>YESそしてエモい人生は続く。
ORIRI

ORIRIの感想・評価

5.0
ちょっとこの映画長くて飽きてきたなって思わせられるぐらいの長さが超イイ

このレビューはネタバレを含みます

両親をバス事故で亡くしたヒカリ。
しかし、いざ両親の死を目の前にしても泣けなかった。
そんなヒカリは、偶然火葬場で自分と同じように両親が亡くなったのに悲しめないイシ、タケムラ、イクコに出会う。
それから行動を共にするようになった4人は「LITTLE ZOMBIES」というバンドを組むことになる。
そして、そこで撮ったMVが社会現象となるほど話題になり、彼らはいきなり時の人となるのだが……

♪月の光届かない〜
悲しくても辛くない〜

死を悲しめないといえばジェイク・ギレンホール主演の「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を思い出すが、今作は子供たちが主人公。
大人と子供の対比構造は、何度も言っているが私の最も好きなジャンルの一つのため、大好物だった。
ゲーム調の作風はCMプランナー出身の監督らしい粋な演出。
少し偏見だが、CMやってた人ってどうしても雰囲気だけのMV映画になってしまう印象があるけれど、長久監督は全くそんなことはなかった。

人生はゲームだ。
アイテムや武器を手に数々の試練に立ち向かっていく。
しかし、人生にコンティニューはない。
そこはゲームのようにはいかない。
死んでしまったらそれで終わり。
ゾンビやゲームといった無機質なものとして描かれる彼らにとっての日常や身近な死。
そんな彼らが感情を取り戻し、ゾンビから人間に、ゲームから現実に、本来の姿を掴み取る物語。

ゾンビに込められた複数の意味。
冒頭で死を軽く扱っている分、あとになればなるほど生の重みが出てくる。
親の存在は時に厄介なものかもしれない。
しかし、彼らの親への想いはこの大冒険を経て確実に変わったはずだ。

大人の束縛から放たれ、せっかく自由になったのに、結局汚い大人に良いように搾取される。
世間で問題になればすぐに干される。
世の中そんなに甘くない。
ただどんなに有名になり、カリスマ的存在になろうとも、彼らが天狗になることがなかったのが面白いところ。
リトルゾンビーズにとってこのバンド活動は、決して上手く演奏しようとか、有名になってやろうとか、そういうことじゃなく、感情を失った彼らにとって「ただ生きる」ということの表現が音楽だったというだけ。それが最高に音楽で最高。
♫ウィーアーウィーアーリトルゾンビーズ!
耳に残るメロディ、センセーショナルな題材、革新的な映像。色々と衝撃的な傑作青春音楽映画。

個人的にはベタの伏線回収が好き。
牛乳は愛とか無差別恋愛とか独特のワードセンスもクセになる。
最高級の夢オチとも取れるラストも素晴らしかった。
BEEKENY

BEEKENYの感想・評価

3.5
2019年 鑑賞

設定とか演出はだいぶぶっ飛んでますが実は
奥が深い映画。今どきの子供達の孤独、喪失感、
大人への不信、いろいろ詰まっている作品です。

GOOD
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