映画を観終わって劇場を出て行く人達の背中がゾンビに見えた
両親を亡くした子供達に対して大人が出来ることとは？
自分が同じ立場だったらって考えてしまうような設定ですが作品中の音楽と心に刺さるけどつい自分でも使いたくなるようなセリフで映画の世界観に引き込まれてあっという間でした
もっと長く観ていたいと言うよりもっと言葉が欲しい
火葬場から立ち昇る煙を見て空気読んだらあんな事言えないって突っ込み入れたくなるような小ボケが満載で見てて楽しいだけではなく笑えないジョークもあって監督の伝えたいメッセージのようなものも持ち帰ることが出来た
でも小ボケの中にこそメッセージが詰まっていると思う
お子さんが小学生になったくらいのお父さんお母さんに子供を育てるみたいな授業があるなら是非教材で
大人として抱える問題やそうも言えない現実もあるだろうけど裕福貧乏とかではなく一言でも多く彼らが求めている言葉を掛けてあげられたらゾンビーズを減らせるんじゃないかなって感じた
言葉なんてタダだしでも使い方間違えると狂気にもなる
この作品が好きな人はパンフレットやサントラもオススメ
