この映画が伝えたいことがわからないまま、エンディングになってしまった。でも、さすが蜷川実花が監督を務めるだけあって、画が綺麗です。
太宰治ってただずっと子供で弱くてそんな自分を包んでくれる愛と救いを求めていたのではないか、と感じました。
最後の遺書に残された「お前を誰よりも愛してゐました」あの言葉が内助の功を貫く妻への1番最高のプレゼントだったのではないか、、、切ないけれど、美知子の強さに最後まで心を打たれました。
才能に惚れてしまった女。惚れた者負けですね。気分がとてもどんよりするので、気分が上がってる時に観ることをオススメします。