Misato

ジョジョ・ラビットのMisatoのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.7
絶対おすすめする。I highly recommend it.

予告から結構なコメディかと思ってた。
うん。コメディではある。だって子ども目線だもん。純粋で真っ直ぐな子どもが母国の教えを当たり前のように信じて、頑張って従って生きようとする。
わたしたち他国の、そして戦後の、当時の歴史を学んだジェネレーション目線で観るからこそ感じることもある。自分が彼の立場なら、同じように信じ行動していたかもしれない。未来、世界中の人が非難する行動だとしても。

コメディだからこそ多くの人の目に触れ、考えさせることができる。考えることは大切だ。

Jojo、純粋だからこそ、残酷。
意地悪なJojoの先輩ですら、教えを信じついていこうとしてるだけ。少なくとも登場人物にEvilな人はいない。検閲、教育の残酷な影響力。繰り返さないことが最善。

登場するJojoのイマジナリーフレンドのヒトラーは、Jojoの気持ち/考えの変化のせめぎ合いをとてもよく体現してる。

あー、観てよかった。

Cineplex Toronto
Misato

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