はらぴたろう

ジョジョ・ラビットのはらぴたろうのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.3
試写会で鑑賞しました。

オープニングが最強に良い。DVDになったらその部分を永遠に見たい。

第二次世界大戦や、ナチスドイツが題材の内容だったけど、言葉回しやキャラクターがコミカルなのと画面に鮮やかな色が取り入れられていたりポップな表現が多かったからか、見てる最中に「重い……重い……」となる事は少なかった。
綺麗だった。

キャラクターはみんな好きだったけど、主人公に感情移入できるかと言ったら、そうでもなくて、「今こん子は何がしたいんだ…?」ってなる事もあった。(多分いかにしてイマジナリーフレンドが生まれたかの描写が薄かったから行動の動機も読み取りづらかったのかもしれない。)
どっちかというとお母さんとか、教官とかが人間みあって好きだった。
スカーレット・ヨハンソンがエグいほど輝いていた。髪のカールが美しすぎた。

あとは主人公の友達のメガネの丸い少年がチートキャラで途中登場する度に笑ってしまった。めちゃくちゃ好きでした。
副官のフィンケルの顔が良すぎてひっくり返りそうになった。

いい塩梅のコメディもあるし、ちゃんと悲しいこともあって、丁度良かった。
終わり方も「あ〜〜これは友達絶対好きだわ」ってなる感じで割と好みだった。

ただ、オープニングのテンションと、映画を観終わったあとの印象が結構違うので、そこだけ「あれ?」とはなった。や、でもそういう構成なのかもしれない。

とにかく見れてよかったです。楽しかったです。チャーミングな良い映画。
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