プロモーションの時からこういうブラックユーモア×ジュブナイル作品にハズレないなと思ってたけど、やっぱ良作でした。
まずキャストが最高でした。主人公のジョジョ演じるローマン・グリフィン・デイビスは初主演とは思えないというか、初主演だからこその自然な10歳を演じてオープニングから引き込まれます。
母親役のスカーレット・ヨハンソンは個人的に今まで暗い役が多かった様な気がしてたんですが強くて優しくて面白い母親役ほんとハマってて、ぜひオスカー取って欲しい。
他にもエルサ、ヨーキー、大尉(サム・ロックウェル最高)一人一人みんな個性的に描かれててそこが1番の見どころです。
以下軽くネタバレ
最初はブラックユーモラスなだけの作品かなと思いきや、緊張感あるシーン、そして痛いほど悲しいシーンもあって、笑いが多いからこそより戦争の残酷さが強調されて感情がぐちゃぐちゃになります笑
差別的な考えが増えてきている現代においても、笑いと勇気と愛で立ち向かおうという監督のメッセージ性を強く感じました。
監督といえば劇中でヒトラーを演じているのがタイカ・ワイティティ監督本人なんですね笑 あんな振り切った演技と出しゃばりな監督初めてみました(いい意味で笑)
笑わされました😁