もう最高！！
10歳の少年を通して第2次世界大戦のドイツを描く。
純粋な目だからこそどれだけ差別／偏見／理不尽なことがあったのかがストレートに伝わってくる。
お涙ちょうだいで美化した戦争映画を多い中で、子供の目にすることによってブラック・コメディとしてPOPでありながら、裏を返すと子供がそんな感覚でいた時代であったと警鐘をならしてくれる。
ドイツの詩人リルケがでてくるので彼の名言を調べていたら
「子供は未来であり、回帰なのです。子供は胎であり、海なのです」という言葉があり、この言葉裏テーマにあったのでは思いました。
社会的弱者のパラサイトやジョーカーにひかりがあたっているが、最後はそうなるよねではなく、「全てを経験せよ 美も恐怖も 生き続けよ 絶望が最後ではない」というメッセージを投げていてこれも素敵だなと。心の持ちようですよ。
と熱く語ってしまったが、キャストのメンバーも魅力的で子役2人はとにかくかわいいし、スカーレット・ヨハンソンもサム・ロックウェル素敵すぎってなる。
この映画を見れてよかった！
