戦争が人から奪っていったものたちを、様々な角度からユーモラスに描いていた。
タイカワイティティ演じるヒトラーがこの映画のいいアクセントになっている。
キャラクターがいちいち濃かったり愛らしかったり(ヨーキーかわいすぎる)、皮肉やユーモアの部分は戦時中を描いた映画と思えないくらいあたたかい。
でも、それによって内容が軽くなったりは決してしないのが良かった。
軍人からみた「戦場」ではない、「戦争」を描くのが抜群にうまい。
劇中に気になってあとで調べたら、製作費は1400万ドル。お金の使い方もかしこい映画だなと思った。