ウシエルとウシファー

名探偵コナン 紺青の拳のウシエルとウシファーのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
2.7
いまいち54点


やはり

キット回は

おもしろく

なれない

運命なのか


序盤はとても良かった
今までにないシンガポールという海外が舞台なのも、キットが完全に新一に扮して蘭達と行動を共にし、一方コナンはコナンでも新一でもない現地の子どもとして立ち回るという異例のキャラクター配置も、
前2作の面白さが持続している雰囲気もあったし、ここから始まる楽しい映画を予感させてはくれた
けど

やはりキット回だった

コナン達と行動を共にすればするほど、キットの失敗する姿とか性格も見えてどんどんカリスマ性が失われていく

それに加えて名前だけは初期から出てた京極さん(映画しか観てないので初見)という圧倒的強キャラ(=キットの弱点?)の登場で、ただの身体能力の高いコスプレ野郎にしか見えないんだよなもう

今後はもう新一として都合よく動いてくれや

コナンもコナンで、せっかくアーサーという現地民として立ち回る機会を与えられたのにやってることはいつもと同じで、配置を生かせてない
なぜ周りも気付かないのアホなの

日本に無事に帰るためにキットを手助けしなきゃというのは分かるけど、本来の立場忘れて馴れ合いすぎなんだよなこいつら

最後、蘭がキットを警察に突き出すタイミングが日本に着いてからなのも不自然
気付いてたならシンガポールで警察に突き出すのが自然では?
きっとこれはコナンが無事に帰国するためなんだろうけど都合がいいな

がっかりだぜ

次は緋色の弾丸
コナンマラソン最終回です