遅ればせながらやっと、、!
何が真実で何が正義で何が正解なのか。
情報に溢れた社会で、私たちが真実を見極めることって簡単じゃないと思う。だからこそ、情報を発信する側も、受け取る側も、責任を持つ必要があるわけで。
ものすごく苦しくて悲しくて悔しくて。
国のため、家族のため、どう行動するのが正解だったんだろう。全員同じ正解なんてなくて。誰にとっての正解を選ぶかだったんだと思う。
正しいとは思えないことをやらなきゃいけない辛さも、見ていて苦しかった。そんなの壊れちゃいそう。現実にそういう人がいるのなら、その人たちの心はどうなってしまうんだろう、、
記者の吉岡は真っ直ぐで、でも青臭いわけではなくて、信念が強く誰にも負けない強さがあって、正義そのものって感じで。シム・ウンギョンさん、素敵な女優さんだと思った。
そして松坂桃李くん。本当に素晴らしい役者さんだと思う。ひとつひとつの表情が忘れられない。特にラストシーン。もっと彼の作品が見たいと毎度思う!
この映画が伝えたいこと、上手く言葉にはできないけど、絶対に感じるものがあるから観てもらいたいな。
そして1つの記事が、1つの発言が簡単に人を傷つけてしまう可能性があることを再認識しなきゃいけないと思う。この間大好きな女優さんがたくさん傷ついてきたことを知った今だからこそ、余計にそう思ってしまう、、
この作品がアカデミー賞を受賞したこと。
それを含め、1つの作品のような。
なんだかまとまらないけど、この作品が訴える言葉を受け取ってほしい、今観るべき、観てほしい、観てよかった、そう思える作品です。