久々に余韻がすごい映画を観れた…
政権の圧力、隠蔽、文書改ざん、情報操作…
気楽に観れる映画じゃないけど、
これは映画の中の話だけではなく、どれもリアルに起こってる事実に限りなく近づけて作られた作品だから面白い。
政府がなんちゃらマスコミがなんちゃらって普段難しそうだから遠ざけてた内容だけど、日本人なら知ってなきゃいけないことだらけで考えさせられる映画だった。上映前に
「エンドロールの最後までしっかり観てください」
って言われたから何か映像があるのかと思ってたけどそうではなくて、
映画によくある
「実在の人物、団体とは一切関係ありません」
的な文言が出ないことに注目してほしいって意味だった。
桃李くん演じる内調側と、ウンギョンさん演じる記者側でカメラワークも違くて面白かったし、主題歌が作品の最後を綺麗にまとめてて、見終わった後に映画のラストシーンの意味と"フィクションじゃない"という重みがズッシリのしかかってくる深い映画でした、、。
