tahco

新聞記者のtahcoのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.9
Filmarks試写にて。

SNSの台頭で、メディアの在り方や力関係も変わって様々な情報も溢れかえり、メディアリテラシーの重要性が年々高まっている今だからこそ、やる意義がある作品。
フィクションのはずなのに、ノンフィクションだと感じる怖さ。
触れてきたメディアによって作品から受ける印象も変わりそうなので、世代別の感想も気になるところです。

実際にこの報道が出た際、自分だったらどう行動するのだろうか。
正しい正義とは?
守るべきものがある人はなんて強く、そしてなんて弱いんだろう。とか…
終始色々な事をぐるぐると考えさせられ、エンドロールの際はただただ放心でした。

出演シーンは少な目でしたが、西田尚美さん素敵ですね!
松坂さんは圧巻ですし、シムさんのカタコト日本語の耳触りが どうしても気にはなってはしまいましたが、それを凌駕する演技力で流石の一言でした。

ラスト好きです。
原作も読んでみようと思います。
tahco

tahco