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新聞記者のMのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
4.0
・モリカケ問題、ジャーナリストのレイプとセカンドレイプなど、実際の事件や社会問題を彷彿とさせるような題材を扱いながら、内閣府の先輩の死の真相とその裏に隠れた政治の闇を暴く、新聞記者vs内閣の話。リアルで恐ろしすぎ。
・小学校教育の頃からインターネットや社会の授業で、何が本当なのかを数ある情報の中から自分で見極めないといけないよ、みたいなことは言われて育ってきたけれど、果たして国民は見極められるような情報が与えられてるのか??
・コロナ前の話だけど、生物兵器が出てきたり主人公が除菌しまくってたりと、なんか最近のこともありかなり考えさせられた。
・この国の民主主義は形だけで良いんだ、という仲間由紀恵の夫のセリフ、ゾッとしたし、印象的だった。
・この映画、日本アカデミー賞取ってるんだね。出てる人豪華な割に上映館が少ない印象で、やはり内容が内容なだけに、、、と思ってたし、映画賞も忖度だらけなんだと思ってた。こういう本質や核心にガツガツ迫ろうとするような映画が日本でももっと広まるべきだなと思った。マイケルムーアみたいな。
・なんか内閣府のオフィス一生暗くて、演出があんまりリアルではなかった点は残念。
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